性器カンジダ症

性器カンジダ症 は、真菌(カビ)の一種であるカンジダによる感染症です。
主に女性の膣や外陰に見られ、男性の性器でカンジダが検出されることは多くはありません。
また、カンジダによる感染は、性行為に伴うものよりも免疫が下がるような状態(疲労、ストレス、睡眠不足、糖尿病、免疫抑制剤使用中など)や抗生物質の内服で発症することの方が多いのが特徴です。
しかし、よくインターネットの記事では「カンジダは性病である」というものが散見され、不安になっておられる方がたくさんいらっしゃいます。

潜伏期間(感染してから症状出るまでの期間)

2~7日

感染部位

亀頭、包皮、尿道

症状

亀頭、包皮

赤み、かゆみ、白いカス

尿道

排尿時違和感(ムズムズ、不快感)、排尿時痛、透明~白い膿

検査

皮膚拭い検査、尿検査

※尿検査希望の方は、2時間排尿しない状態で来院して頂くと検査精度が上がります。
※感染機会のあった翌日から検査可能です。

治療

抗真菌外用薬